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FX歴は6年です。年間100万円以上の利益を出している僕が解説します。
相場には投資家心理が反映されているため、値動きに一定の法則のようなものが存在します。
その法則を形として反映させたのがチャートパターンです。
そのため、チャートパターンを知っておくだけで、今後の値動きを予測できるのでトレードを有利に行えます。
とはいえ、チャートパターンには様々な種類があり、その中にはあまり見かけないものや実践で使いづらいものも多く含まれています。
そこで、本記事では現役トレーダーが普段使用している鉄板のチャートパターンに絞ってご紹介します。
僕は今回ご紹介するチャートパターンだけで月50万円稼いでいますよ!


この記事を読むことで本当に使えるチャートパターンがわかるだけでなく、具体的な使い方や戦略を理解することができるはずです。
ぜひ最後までご覧ください!


チャートパターンとは?
チャートには投資家心理を反映しているため、相場の値動きが反転するときや継続するときに同じようなパターンが形成されることがよくあります。
このような繰り返し現れる形のことをチャートパターンと言い、次の値動きを予測するのに役立ちます。
チャートパターンの完成後は、新たにポジションを持つ人や損切りをする人の注文が集中しやすくなります。
そのため、抜けた方向に価格が大きく動く可能性が高く、うまく活用するとトレードを有利に進めやすいです。
チャートパターンは2種類に分けられる
チャートパターンは、大きく2種類に分けられます。
反転パターンは、現在のトレンドが終了して新たなトレンドが発生することを示します。
相場が上昇トレンドであれば下降トレンドへ、下降トレンドであれば上昇トレンドへ移行することが多いです。
継続パターンは、相場が「買われすぎ」もしくは「売られすぎ」の状況にあり、調整のため相場の動きが鈍くなってるだけで、再びトレンド方向に動き出すことを示します。
相場が上昇トレンドであれば再び上昇トレンドが始まり、下降トレンドであれば再び下降トレンドが始まります。
パターンが完成するよりもできる限り早くどちらのパターンに属するのか見分けることが大切です。
名前を覚える必要はない
本記事では、各チャートパターンごとの名称をご紹介しますが暗記する必要はありません。
形状や特徴、使い方を覚えれば十分です。
もっと言うと、相場原理の本質であるダウ理論を理解したうえで相場分析を行えば、チャートパターンを知らなくとも値動きをある程度予測できます。
とはいえ、チャートパターンを知っておいた方が取引チャンスが増えたり、次の戦略を立てるのに役立つのも事実です。
チャートパターンごとの活かし方を覚えて、トレードに活用していきましょう!
反転型のチャートパターン
ここでは実践で使いやすい反転型のチャートパターンを6つご紹介します。
順番に解説します。
①ダブルトップ
ダブルトップとは高値を2回つけるチャートパターンで、相場の流れの転換を示唆します。
チャートの至る所で見つけられる頻出の形です。
ネックラインをブレイクしたポイント
利確目標:高値からネックラインまでの値幅と同じ値
損切位置:ブレイク直前の高値の少し上
②ダブルボトム
ダブルボトムとは、ダブルトップを反転させた形で安値を2回つけるチャートパターンです。
ダブルボトムもチャートの至る所で見つけられる頻出の形です。
ネックラインをブレイクしたポイント
利確目標:安値からネックラインまでの値幅と同じ値
損切位置:ブレイク直前の安値の少し下
③トリプルトップ
トリプルトップとは、高値を3回つけるチャートパターンです。
「もう上がらないだろう」という投資家心理が働きやすいため、2回より3回高値の更新に失敗している方が信頼度が高まります。
ネックラインをブレイクしたポイント
利確目標:高値からネックラインまでの値幅と同じ値
損切位置:ブレイク直前の高値の少し上
④トリプルボトム
トリプルボトムとは、トリプルトップを反転させた形で安値を3回つけるチャートパターンです。
「もう下がらないだろう」という投資家心理が働きやすいため、2回より3回安値の更新に失敗している方が信頼度が高まります。
ネックラインをブレイクしたポイント
利確目標:安値からネックラインまでの値幅と同じ値
損切位置:ブレイク直前の安値の少し下
⑤ヘッドアンドショルダー
ヘッドアンドショルダーは3つの高値から形成され、相場の転換期に現れることの多いチャートパターンです。
トリプルトップと似ていますが、3点目の高値を切り下げているため、より上昇の勢いがないことを示しています。
ネックラインをブレイクしたポイント
利確目標 最高値からネックラインまでの値幅と同じ値
損切位置 ブレイク直前の高値の少し上
⑥逆ヘッド&ショルダー
逆ヘッドアンドショルダーは、ヘッドアンドショルダーを反転させたチャートパターンです。
トリプルボトムと似ていますが、3点目の安値を切り上げているため、より下降の勢いがないことを示しています。
ネックラインをブレイクしたポイント
利確目標:最安値からネックラインまでの値幅と同じ値
損切位置:ブレイク直前の安値の少し下
継続型のチャートパターン
次に実践で使いやすい継続型のチャートパターンを9つご紹介します。
順番に解説します。
①シンメトリカルトライアングル
シンメトリカルトライアングルは、「ペナント」と呼ばれることもあります。
特徴として、高値は切り下がり安値は切り上がって値幅がどんどん小さくなることが挙げられます。
つまり、売りと買いが均衡していることを表しており、どちらの方向に抜けるのか判断がつきません。
ですが、上位足のトレンド方向にブレイクすることが多いため、複数時間足の流れを加味することである程度予測することは可能です。
上辺または下辺をブレイク
目標値:シンメトリカルトライアングル開始時の値幅と同じ値幅
損切り:ブレイク直前の高値(安値)の少し上(下)
②アセンディングトライアングル
レジスタンスによって高値を更新できない状態で安値を切り上げるチャートパターンです。
安値が切り上がっていることから、買い方向に優勢であることがわかります。
そのため、最終的に買い方向へブレイクすることが多いです。
上辺をブレイクしたタイミング
目標値:アセンディングトライアングル開始時の値幅と同じ値幅
損切り:ブレイク直前の安値の少し下
③ディセンディングトライアングル
先ほどのアセンディングトライアングルを反対にした形です。
レジスタンスによって安値を更新できない状態で高値を切り下げていくチャートパターンです。
高値が切り下がっていることから、売り方向に優勢であることがわかります。
そのため、最終的に売り方向へブレイクすることが多いです。
下辺をブレイクしたタイミング
目標値:ディセンディングトライアングル開始時の値幅と同じ値幅
損切り:ブレイク直前の高値の少し上
④上昇フラッグ


これまでのトレンドを持ち手に見立てると、旗のように見えることから「フラッグ」と呼ばれています。
トレンド中の調整局面で形成されることが多く、買い方向にブレイクする可能性が高いです。
大きくは上昇トレンドですが、小さく高値と安値を切り下げる
高値と安値を結んだラインが同じ幅のまま下落
上辺をブレイクしたポイント
目標値:フラッグの値幅と同じ値
損切り:ブレイク直前の安値の少し下
⑤下降フラッグ


上昇フラッグと同様にトレンド中の調整局面で形成されることが多く、売り方向にブレイクする可能性が高いです。
大きくは下降トレンドですが、小さく高値と安値を切り上げる
高値と安値を結んだラインが同じ幅のまま上昇
下辺をブレイクしたポイント
目標値:フラッグの値幅と同じ値
損切り:ブレイク直前の高値の少し上
⑥上昇レクタングル


名前の通り長方形の形をしているのでレクタングルと呼ばれています。
相場の調整局面で形成されるチャートパターンです。
高値も安値も更新することなく一定の値幅のまま動きますが、大きい流れは上昇トレンドであるため買い方向にブレイクする傾向にあります。
上辺をブレイクしたポイント
目標値:レクタングルの値幅と同じ値
損切り:ブレイク直前の安値の少し上下
⑦下降レクタングル


上昇レクタングルと同様に相場の調整局面で形成されるチャートパターンです。
高値も安値も更新することなく一定の値幅のまま動きますが、大きい流れは下降トレンドであるため売り方向にブレイクする傾向にあります。
下辺をブレイクしたポイント
目標値:レクタングルの値幅と同じ値
損切り:ブレイク直前の高値の少し上
⑧上昇ウェッジ


日本語で楔(くさび)を意味し、その形に似ているためウエッジと呼ばれています。
天底でも調整局面でも形成されるチャートパターンです。
高値の更新幅が小さくなっていることから、上昇の勢いが弱まっていることがわかります。
そのため、上昇ウェッジは売り方向にブレイクすることが多いです。
下辺をブレイクしたポイント
目標値:ウエッジ開始時と同じ値幅
損切り:ブレイク直前の高値の少し上
⑨下降ウエッジ


上昇ウエッジと同様に天底でも調整局面でも形成されるチャートパターンです。
安値の更新幅が小さくなっていることから、下降の勢いが弱まっていることがわかります。
そのため、下降ウェッジは買い方向にブレイクすることが多いです。
上辺をブレイクしたポイント
目標値:ウエッジ開始時と同じ値幅
損切り:ブレイク直前の安値の少し下
チャートパターンを使っても勝てないときの原因と対処法3つ
チャートパターンを使っているのに勝てない時の原因と対処法を3つお伝えします。
順番に解説します。
①上位足の流れを考慮していない
上位足の流れを考慮せず、チャートパターンが完成するたびにトレードしても勝つのは困難です。
たとえば、4時間足が上昇トレンドなのに1時間足のダブルトップで売りを入れても大きな流れに逆らうことになり反転リスクが高まります。
このように、単一の時間だけで判断するのではなく、上位足の相場環境を分析して総合的に売買戦略を立てることが大切です。
相場環境認識の詳しい方法はこちらをご覧ください。
②チャートパターンを正しく認識できていない
テクニカル分析は、多くの人が意識しているから機能するという特徴があります。
そのため、自分がヘッドアンドショルダーだと思っても、他のトレーダーが認識していなければうまく機能しません。
よくある失敗が、チャートパターンを細かく捉えすぎて一部のトレーダーしかわからないような形でトレードすること。


100人いたら90人がヘッドアンドショルダーズだと言えるくらいハッキリした形のチャートパターンを使うのがポイントです。
③チャートパターンを過信しすぎている
チャートパターンは絶対なものではないため、価格が逆行することはもちろんあります。
たとえば、反転のパターンが完成しても値動きの勢いが止まらずトレンドが継続するといった感じです。
しかし、チャートパターンを絶対的なものだと考えていると大きすぎる資金を投入したり、損切りを怠ったりすることにつながります。
どのチャートパターンも狙った方向とは逆向きに動く可能性があることを理解し、適切なロットサイズでエントリーし、適切な位置に損切り設定をするようにしましょう!
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鉄板チャートパターン まとめ
本記事では実践で使いやすい鉄板チャートパターンを15種類をご紹介しました。
最後に今回ご紹介した鉄板チャートパターンをまとめます。
- ダブルトップ・ボトム
- トリプルトップ・ボトム
- (逆)ヘッドアンドショルダーズ
- シンメトリカル・トライアングル
- アセンディング・トライアングル
- ディセンディング・トライアングル
- 上昇・下降フラッグ
- 上昇・下降レクタングル
- 上昇・下降ウエッジ
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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