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FX歴は6年です。年間100万円以上の利益を出している僕が解説します。
実際に僕は今回紹介する環境認識のやり方を実践してFXで月50万円を稼げるようになりました。そのときの画像がこちらです。


この記事を読み終えることで「環境認識のやり方」を理解できるだけでなく、環境認識力を上達させる方法が身につきます。
記事前半では環境認識の重要性を、後半では環境認識の具体的なやり方を解説するので、じっくり読み込んでくださいね!


FXの環境認識とは
環境認識とは、現在の相場がどのような状況か分析してトレードの戦略を立てることです。


たとえば上のチャートをみて
- トレンドの方向や有無
- トレンドが発生してどれくらいの期間が経過しているか
- 現在の価格の近くにレジスタンスやサポートはないか
- 現在の価格からチャートがどうなればトレードできるのか
- リスクリワードはどれくらいを見込めそうか
といったことを見極めて、これから何をするべきか(トレンドの転換やエントリーサインの完成を待つなど)考えてトレードの計画を立てることを言います。
これらのことを考えずに行うトレードは、ギャンブルであり再現性もないのでFXで勝ち続けるのは難しいでしょう。
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FXで勝つためには環境認識は欠かせない上、いくつかあるトレードスキルの中で最重要と言われています。
ですから、FXで勝ちたいのであれば環境認識を正しくできるスキルの獲得は必須です。
FXで環境認識が重要な理由5つ
ここでは、環境認識が重要な5つの理由について解説します。
順番に解説します。
①FXは環境認識が9割
FXは環境認識が9割と言われるほど重要であり、勝つために必須のスキルです。
そもそもFXのトレードは
環境認識⇒エントリー⇒決済
の流れで行います。
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環境認識を行わないと、トレードできる相場状況でないのにエントリーをしたり根拠があいまいな決済になりかねません。
環境認識を適切に行えば、あとはエントリーサインを待ち、あらかじめ決めておいたルールにしたがって決済するだけなのでトレードがシンプルになります。
②勝率が上がる
エントリーサインだけに頼らず、環境認識と組み合わせることでトレードの勝率を高められます。
なぜなら、環境認識を行いトレードの条件が整ってからサインを探すことで、勝ちやすいエントリーポイントに絞れるからです。
逆に環境認識を行わずエントリーサインを探した場合、チャートパターンやゴールデンクロスなどのシグナルは無数に見つかり、その中には負けやすいものも多く含まれています。


上の画像のように大きな流れが下落方向でも、ダブルボトムやゴールデンクロスといった買いシグナルはたくさん見つけることができます。
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ダブルボトムやゴールデンクロスは勝てないという人がいますが、環境認識をやっていないかうまくできていないのだと思ってます。
以上の通り、環境認識というフィルターをかけることで勝率の低いポイントを取り除けるのでトレードで勝ちやすくなります。
③相場をシンプルに見れる
環境認識を行えば、相場をシンプルに見れるのでトレード方向の判断に迷いがなくなります。
たとえば、上昇トレンドのときは買いのサインにのみ意識を向ければいいので、「買いも売りも狙ってどちらも損切りになる」なんてことも避けられるはずです。
もし、環境認識を行わないと相場が複雑に見えてしまい、正しい戦略を立てられません。
④無駄なトレードを減らせる
環境認識を行い、トレードの条件が整っていないことがわかればエントリーサインを探す必要がないので無駄なエントリーを減らせます。
トレードの条件を満たせていないのにエントリーサインを探すのは、魚のいない池に釣りざおを投げるようなものです。
魚がいなければ魚はつれないように、トレード条件が整っていないチャートを見ても勝てません。
むしろ、チャンスでないのにチャンスに見てしまい、無駄なエントリーを誘発してしまう危険性すらあります。
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昔の僕は、無理やり理由をつけてトレードすることがよくありましたが、環境認識を行ってから無駄なエントリーが激減しました。
環境認識を行い、現状エントリーできる状況なのかはっきりさせることで必要以上にチャートを見なくなるので、不必要なトレードを減らせます。
⑤決済の位置が決まる
環境認識を行わないと決済の位置が決まりません。
レジスタンスやサポートの位置やトレンドの状況などの情報を根拠に決済する価格を決めるからです。
たとえば、
- エリオット波動の5波でエントリーをする場合できるだけ細かく利益を狙おう
- トレンドが発生したばかりだからできるだけ利益を伸ばそう
- 強めの抵抗帯があるからその手前で決済しよう
といった考えが浮かびます。
環境認識を行わずにする決済は、根拠が弱く再現性も低く勝ちにくいため避けるべきです。
ですから、しっかりした根拠のある決済をするためにも環境認識はかかせません。
FXの環境認識をするときのコツ2つ
FXの環境認識を行うときのコツを2つ紹介します。
順番に解説します。
①マルチタイムフレーム分析を行う
環境認識を行う時は、マルチタイムフレーム(複数時間足)分析を行います。
複数の時間足の状況を分析してトレードの戦略を立てることを言います。
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上位足の相場状況を把握してから下位足でエントリーサインを探すのがトレードの基本です。
たとえば、1時間足だけ分析するのではなく、日足や4時間足の状況を加味した上でトレードを行うといった感じです。
②上位足から分析を行う
環境認識を行う際は、上位足から順番に行います。
大きな足から分析しないと全体の流れを把握しづらく、現在地もわかりにくいため誤った分析につながります。
たとえば、住所を確認する時、愛知県や名古屋市のように大きい概念から見ていきますよね?
愛知県→名古屋市→港区 →123番地
週足 →日足 →4時間足 →1時間足
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はじめに、港区や123番地だけ言われてもわかりにくい。
環境認識も同じで1時間足から見ると、週足や日足、4時間足の流れの中の現在地がつかめません。
ですが、週足や日足といった大きな時間から見ると、間違いを減らしながら効率的に分析ができます。
環境認識のシンプルなやり方3ステップ
環境認識のシンプルなやり方を3ステップで解説します。
他にもやり方はいくつかありますが、1つの例として参考にしてみてください。
順番に解説します。
①上位足のトレンドの判断をする
まずは、現在の相場のトレンド方向やトレンドの有無を確認します。


そして、上昇トレンドであれば「買い」、下降トレンドであれば「売り」を狙い、横ばい(レンジ)相場の場合は、トレンドが発生するのを待つのが基本スタイルです。
トレンドの判断は
- ダウ理論
- 移動平均線
- トレンドライン
などを使って行います。
その中でもダウ理論によるトレンドの判断が王道です。
ダウ理論で行うトレンド判断
ダウ理論でトレンドと判断されるのは以下の場合です。
上昇トレンド:高値と安値の切り上げ
下降トレンド:高値と安値の切り下げ
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上記のような状況が続くと、トレンドは「明確なシグナルが出るまで継続する」ととらえます。
上昇トレンド:高値と安値の切り下げ
下降トレンド:高値と安値の切り上げ
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上の画像のような状況になるとトレンドが終了したと判断します。
②レジスタンスとサポートを確認する
上位足のトレンドの判断が終わったら、レジスタンスとサポート(レジサポ)を確認します。
- 狙った方向に伸びやすい価格でトレードできそうか判断
- 逆行しやすい価格を事前に把握し、リスクに備える
仮に、上昇トレンド相場の場合でも、現在の価格のすぐ上にレジスタンス(抵抗線)があれば、エントリーを控えるかレジスタンスを抜けてから買いを入れるのが安全です。


レジスタンスの存在に気づかずにトレードを続けていると、買ったらすぐに逆行する現象に悩まされ続けるでしょう。
また、買いエントリーを狙っている価格の直下にサポート(支持線)があると、狙った方向に伸びやすくなります。


このようにレジサポは、現在の価格との位置関係によって敵にも味方にもなります。
ただ、あくまで反発しやすいだけで100%ではないので過信は禁物です。
具体的な事例を見る
1時間足が上昇トレンドのケースで考えます。


上の画像のように1時間足だけを見ると上昇トレンドであり、買いのチャンスのように見えます。
ですが、下の画像をご覧ください。


順調に上昇トレンドを築いていたように思えましたが、上の画像のように急下落する場合もあります。
上位足を確認したのが下の画像です。


上位足を確認すると下落トレンドであり、レジスタンスが近くにあるため逆行するリスクが高いです。
このようにエントリーする時間足だけで見ると上昇トレンドでも、現在の価格の直上にレジスタンス(抵抗線)があると逆行するリスクが高まります。
③トレンドの戦略を立てる
レジサポの確認の次は、今の相場状況からどうなればトレード(売ったり買ったり)ができるのか事前に戦略を練ります。
あらかじめ戦略を練っておくことで場当たり的な判断を防ぎ、ルール通りのトレードがしやすくなるからです。
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たとえば、現在の価格のすぐ上にレジスタンスがある場合、その抵抗線を抜けてから戻ってきたところを狙うといった感じでシナリオを立てておきます。
すると、次にやるべきことが明確になるので、あとはチャートが狙っている形になるのを待つだけです。
実際、僕はトレード戦略を立てるようになってから
- チャートを開いたら急上昇していて乗り遅れたくないと慌ててエントリー
- 早すぎたり遅すぎる決済
みたいなトレードがどんどん減りました。
たまたまチャートを開いたら高勝率のトレードチャンスが待っていることは期待できません。
繰り返しになりますが、今の相場状況を把握できたら次の戦略を計画することでミスのないトレードを実現しやすくなります。
FXの環境認識をするときの注意点3つ
FXの環境認識をするときの注意点を3つ紹介します。
順番に解説します。
①環境認識をしても負けるときもある
FXは確率の世界ですから、正しい分析を行なっても負ける時もあります。
環境認識はあくまで勝つ確率を高める攻略法の1つです。
環境認識をしたからといって過信し、大きなレバレッジをかけないように注意しましょう。
②損切りになっても環境認識は必要
先ほどもお伝えした通り、環境認識をしても負ける場合があります。
すると、環境認識はいらないのでは?と感じる人もいるかもしれません。
ですが、環境認識をしなければコイントスで売り買いの方向を決めるのと同じです。
環境認識をていねいに行っても損失が重なることがありますが、何もしなければ損切りの可能性はもっと高まります。
③主観ではなくルールに従って行う
環境認識を行う時は感情や思い込みといった主観ではなくルールに従って行います。
ルールに基づかない環境認識は再現性もなく、優位性も見出せないからです。
例えば、下落が続いているからもうすぐ上がるだろうと相場状況を解釈するのは何の根拠もありません。
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根拠のないトレードはただのギャンブルです。
ですから、環境認識は必ず明確な根拠に基づいて行いましょう。
FXの環境認識のトレーニングのポイント4つ
FXの環境認識のトレーニング方法の4つのポイントについて解説します。
順番に解説します。
①アウトプットを中心に行う
FXのブログや本、動画などで学ぶインプットだけでなく、チャートを見て分析するアウトプット中心にトレーニングを行います。
インプットだけでは、環境認識ができる気になるだけであまり上達しないからです。
たとえば、文字を上手に書くコツを学ぶだけでは、キレイな字を書けるようにならないですよね?
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コツを学び、何度も書いて練習するからこそ上手な字が書けるものです。
もちろん、知識も取り入れないと正しいやり方がわからないためインプットも必要です。
しかし、インプットばかりしてアウトプットの量が少なく上達しない人が多いように感じます。
インプットとアウトプットの割合は2対8を意識することが成果を出す近道です。
②低リスクでトレーニングする
検証ソフトやデモ・少額トレードのようなツールやサービスを活用して低リスクにトレーニングを行いましょう。
スキルが身につく前に大きな資金を投じて本番トレードをすると資産を失う危険性が高いからです。
デモ・少額トレードで勝てない人が本格的に運用しても大きな損失を被り、最悪の場合相場の世界から退場する可能性があります。
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相場状況を分析する力は、やり方やコツを学んですぐに身につくものではありません。
実践を通して、PDCAサイクルを回すことで少しずつ上達していきます。
ですから、できるだけ安全に環境認識力を上げるのが得策です。
③検証ソフトと少額トレードを併用する
環境認識のトレーニングをするなら検証ソフトと少額トレードを併用して行うのがおすすめです。
なぜなら、それぞれ以下のような特徴があるからです。
- 高速でチャートを動かして練習できるので、上達スピードが速い
- 細かいローソク足の値動きが掴みにくい
- リアルタイムに動く相場で経験が積める
- 本格運用を意識した分析が行いやすい
- リアルタイムで動くからこそ経験積むのに時間がかかる
上記のようなメリットとデメリットを補完できて量も質も確保できるので活かさない手はありません。
使えるものは活用して効率よくスキルを高めましょう。
④無意識にできるまで練習する
環境認識を一つ一つ意識しなくてもできるレベルまで練習するのが本格運用までの1つの目安です。
初めはトレンドの判断や待つべきチャートの形をイメージするのが難しく感じるでしょう。
ですが、慣れてくればチャートを見てすぐに把握できるようになりますし、さまざまなパターンのトレードシナリオが頭の中に浮かぶようになります。
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僕は、暇さえあればチャート分析を行うことで少しずつ相場状況を掴めるようになりました。
このように、無意識レベルで環境認識ができるようになるまで練習するようにしましょう。
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FXの環境認識のシンプルなやり方 まとめ
今回はFXの環境認識のシンプルなやり方について解説しました。
この記事を読めば環境認識のやり方やコツ、トレーニング方法がわかるのでトレードに活かすことができます。
最後に今回の内容のおさらいです。
- FXで勝つために環境認識は必須スキル
- 環境認識は上位足から複数の時間足を確認する
- 環境認識のトレーニングはアウトプット中心に行う
- アウトプットするなら検証ソフトや少額トレード
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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